敬老の日は、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに日頃の感謝の気持ちを伝える日。
心のこもった手作りのプレゼントを贈って、喜んでもらいたいですね。
今回は、実用的でおしゃれ!簡単にできる「敬老の日のプレゼントの作り方」について、写真つきでご紹介します。
材料は100均で用意できる物がメインなので、学生さんのお財布にも優しい!
乳幼児さん~中高生・社会人の方まで、年齢別に手作りできるアイディアも満載なので、是非参考にしてくださいね。
もくじ
敬老の日の手作りプレゼント!おしゃれで実用的なアイテム4選
今回ご紹介するのは、この4つです。
- デコパージュでアレンジコロコロ(粘着シートホコリとり)
- ガラスタイルの鉛筆立て
- 布製*お薬&マスクBOX
- 手作り!デコアルバム
タイプ別・おすすめ手作りプレゼント
乳幼児さんからの手作りプレゼントならコレ!
乳幼児さんには、①のデコパージュでアレンジしたコロコロがイチ押しです!
子ども自身に工作してもらうのはまだ難しい時期。でも、せっかくですから孫がいっしょにつくった物をプレゼントしたいですよね。
そこで、子どもの写真のコピーやお絵かき、手形や足形を専用液で貼り付けて、オリジナルのコロコロをつくってみてはいかがでしょうか?
お絵かきや手形なら小さな子どもも参加できます。
余談ですが、こんなカードもかわいいですね!↓
幼児さん・小学生からの手作りプレゼントならコレ!
幼児さんや小学生には、②のガラスタイルの鉛筆立てがおすすめです。
上の写真のものは規則的に並べて模様を作っていますが、ガラスタイルはランダムに貼り付けてもサマになります!
子どもらしいのびのびとした感性で、すてきな模様に仕上げましょう。
中高生、社会人からの手作りプレゼントならコレ!
中高生・社会人の方なら、①~④の何でもOK!
どれを選んでも楽しく作業できますよ。
しいて言えば、布製のBOXはやや難易度高めだと個人的には思います。
事前に専門の本や動画をチェックして、計画的に作業をすすめましょう。
認知症を患うおじいちゃん・おばあちゃんへの手作りプレゼントにはコレ!
認知症を患われているおじいちゃん・おばあちゃんには、④の手作りアルバムがおすすめです。
年配の方は(認知症の方も)、最近の記憶よりも昔の記憶の方が鮮明に思い出せる傾向にあると言われています。
そこで、おじいちゃんやおばあちゃんが若かった頃の写真を集めて、懐かしいアルバムにしてみてはいかがでしょうか。
他にも、懐かしい歌(わらべ歌や好きだった歌)などを聞いたり歌ったりするとリラックス効果があるので、CDを添えてプレゼントしてもいいかもしれませんね。
※場合によってはよくない刺激になってしまう場合もあるので、周りの方とよく相談しましょう。
では、早速順番につくり方をご紹介していきます!
①デコパージュでアレンジ!コロコロ(粘着シートホコリとり)
まず、完成品はこちら!
デコパージュってなに?
デコパージュとは、簡単に言うとペーパーを貼り付ける工芸のこと。
紙ナフキンやデコパージュ専用の紙をプラスチックや布、紙に専用液を塗って貼り付け、乾かします!
絵を描くのが苦手な人や初心者にも、簡単におしゃれなオリジナルのアイテムが作れるのでおすすめです。専用液は100均で購入できます。
- ペーパーを貼る物の大きさに合わせてカット。
- デコパージュ専用液でペーパーを貼り付ける。
- 乾いたら、デコパージュ専用液を上塗り。
- 乾いたら、デコパージュ仕上げ液を上塗り。
コロコロ(粘着シートホコリとり)、紙ナフキン(写真やお絵かきをコピーしたもの)、デコパージュ専用液、デコパージュ仕上げ液、牛乳パック、はさみ、平筆、スポンジ、セロハン、爪楊枝、ちらし(汚れ防止)
つくり方
今回はリビングに常備しておくと便利なコロコロにデコパージュしていきます。
①ペーパーナフキンをコロコロの大きさに合わせて切る。
だいたいでOKです。内側に折り返すので、のりしろも残しておきましょう。
②(紙ナフキンの場合)三層になっているので、表面の一枚をはがす。
くしゅくしゅって指をすり合わせると隙間ができるので、はがしやすいです。
③デコパージュの専用液を塗る。
今回は評判のいいダイソーのオールマイティタイプの専用液を使用しました。
貼り付ける物が布の場合は、布用を使ってくださいね。
牛乳パックに専用液を出して、筆でまんべんなく塗っていきます。
④紙を貼り付ける。
先ほどの紙ナフキンをそっと貼ります。しわが寄らないように、まずは上を貼り付けて固定してから少しずつ進めていくのがコツ。
ここで、スポンジ&セロハンの出番です。
セロハンはわざわざ買わなくても、洋服の包装やDMなどに使われているもので代用できます。
セロハンの上からスポンジでこすって、空気を抜きます。この作業があると密着して、きれいに仕上がります!
側面のカーブにはハサミで切れ込みを入れて。
側面は別に切っておいたパーツを貼り合せました。こんな感じに。
細かいところは爪楊枝でしっかりと押さえます。
しばらく乾かします。
⑤再度、専用液を塗る。
乾いていることを確認したら、今度はペーパーの上から専用液を塗り、乾かします。
⑥デコパージュ仕上げ液を塗る。
乾いていることを確認したら、最後はデコパージュ仕上げ液を塗ります。
これを塗るとよりしっかりとコーティングされ、もともとプリントされていたかのような仕上がりになります。
貼った部分の強度もUPするのでおすすめです。
⑦完成!
乾いたら完成です。
かわいい花柄のコロコロになりました~。
ちなみにこちらの紙ナフキンはセリアで購入したものです。
紙ナフキンは種類がたくさんあるので、おじいちゃん・おばあちゃんの好みにあったものがつくれますね。
そのほかの作品例
子どもの写真とイラストで♪
子どもの写真をカラーコピーして切り取りました。
上下に模様の入ったテープ(マスキングテープ)を貼っています。
後ろはお絵かきしたものを貼り付けています。2歳の娘が、おじいちゃんとおばあちゃんを描きました!
こんなふうに、組み合わせて貼り付けても◎。ただし、あまり欲張るときれいに貼れないかも・・・。
オシャレなマスキングテープと折り紙で♪
マスキングテープ(ブルーの模様)を貼り付け、その上に折り紙の柄(レモン)を専用液で貼り付けています。
レモンが薄い色だったので、もっとくっきりした柄にした方が目立ってよかったな~と思います。
もしくは、下地を淡い色のペーパーにすれば折り紙の柄がはえそうです。
ダイソーの「和紙ちよがみ」。フルーツやお花の柄がとてもかわいいです!
②ガラスタイルの鉛筆立て
- 鉛筆立てにガラスタイルを接着剤で貼って乾かす。
- 目自材をつくる。(水に溶かして混ぜるだけ。)
- ガラスタイルを貼っている箇所に目自材を塗りこみ、余分な分はヘラで落とす。
- 布で表面をこすり、乾かして完成!
鉛筆立て、ガラスタイル、接着剤、タイル目地材、ヘラ、布、牛乳パック、水、チラシ(汚れ防止)
(あれば、ゴム手袋・メラミンスポンジ)
つくり方
セリアで買ったプラスチックの鉛筆たてに
ダイソーで買ったガラスタイルを貼っていきます。
もうお気づきかと思いますが・・・私は青が好きです。他にもグリーンやピンクなどきれいな色が売られていました!
①デザインを決める
まずは、並べてデザインを決めます。
②タイルを接着剤で貼る。
タイルの裏側に接着剤(プラスチックにも対応しているタイプ)を塗って貼っていきます。
四隅や中央など、ポイントになる箇所から貼っていくときれいに並べられます。
③目地材を塗りこむ。
接着剤が十分に乾き、タイルがしっかりとくっついたら目地材を塗りこんでいきましょう。
規定量の水を少しずつ混ぜ、耳たぶくらいの硬さにします。
ヘラでベタッと上から塗りこんでいきます。
目地の上(タイルとタイルのすき間)は、ヘラの先でしっかり押し込みましょう。入れ方が甘いとひび割れの原因になります。
④布で拭いて、乾かす。
表面に残った余分な目地材をヘラでこそげ落とし、布で水拭きします。
仕上げに乾いた布でももう一度拭きます。
凹凸のないゴム手袋で目地をなでるときれいな仕上がりに。
ガラスに目地材が入り込んでしまったときは、メラミンスポンジでこすります。
余力があれば側面や裏面にも同様にタイルを貼ると、ワンランク上の仕上がりになります。
⑦完成!
中の仕切りの調節ができる鉛筆立てなので、使いやすそうです。
幼児さんや小学生といっしょに作るなら・・・
貼り付けの作業をいっしょにやりましょう。
タイルをランダムに貼ってもいい感じに仕上がります。
その場合、木製の鉛筆たてがおすすめ!木工用ボンドが使えるので、小さな子どもにも扱いやすいからです。
指やヘラで形を整えようとしても、でこぼこになってしまいます。
あらかじめ端のタイルだけ、親御さんが貼り付けておくといいですね。
③布製・お薬&マスクBOX
100均で売られている箱に、布を貼りつけました。
食卓の上にぽんっと無造作に置かれているお薬袋。
ここに収納するようにすれば、なくしてしまうこともなく、きれいに整頓できます。
- 布を切る。
- ボンドで箱に布を貼る
- (内側)クリアファイルや牛乳パックを切って、布を貼る。
- 箱に③を貼る。
箱、布、ボンド、平筆、洋裁用はさみ、牛乳パック(クリアファイル)
ダイソーで見つけてきた箱。なかなかしっかりしています。
①箱の大きさに合わせて布を切る。
箱を開いたらどうなるか、展開図を想像しながら作業していきます。
まずはチャコペンで線をひいてからはさみでカット。
②布を箱に貼る。
ボンドはたくさん使うので、容器に出しましょう。
平筆でささっと塗っていきます。
底→側面の順に貼り付けていくと、スムーズです。
角は慎重に!切れ端は内側に折り込みます。
余分な布はハサミで切りましょう。
オプションですが、キルト芯を布と箱(ふたの表)の間にはさむと少しぷっくりしてかわいいです。
カーブは細かく切れ目を入れます。
③内側のパーツをつくる。
内側も布張りにしたい場合は、あらかじめクリアファイルなどに布を貼った状態で本体に貼り付けます。
今回はクリアファイルを解体して、パーツにしました。
牛乳パックや厚紙でもOKです。
洗濯ばさみではさんで固定。
④完成!
他にも使い捨てのマスクを収納して、玄関先に置くBOXにしてもいいですね。
敬老の日は風邪やインフルエンザがはやる時期の目前。
「人混みの中に行くときには、マスクをつけて予防してね。いつまでも元気でいてね。」というメッセージを添えてプレゼントしてはいかがでしょうか?
ここで使っている箱はマグネットでフタが閉まるタイプなので、内側に布を貼ると閉まりにくくなってしまいました。
布を貼るならマグネット式でない箱の方がいいですね。
そして、フタがつながっていないタイプの箱の方が布が貼りやすいので、おすすめです。
④手作り!デコアルバム
表紙をめくるとなつかしい気持ちになるアルバム。手作りのアルバムとなると、なお嬉しいですよね。
おじいちゃん、おばあちゃんの若かった頃の写真、お母さん・お父さんが子どもの頃の写真、孫である自分たちが生まれたときから今まで。
おじいちゃん、おばあちゃんの思い出がよみがえる、あたたかいアルバムを作りましょう。
- アルバムの表紙に下地を貼る。
- タイルやシールなどでデコレーション。
- 中のページもアレンジする。
アルバム台紙、好みのデコレーション材料(マスキングテープ、シール、折り紙、ガラスタイルなど)、カッター、ハサミ、のりや接着剤、カッター台
セリアで購入したアルバムの台紙です。
クラフト紙なので、下地を貼らずに使ってもおしゃれに仕上がりそうですが、
今回はこのマスキングテープを使います。
つくり方
①台紙に下地を貼り付ける。
マスキングテープなので、失敗してもすぐなら貼りなおせます。
枠に合わせてカットします。
四隅は切れ込みをハサミで入れて。
柄を合わせながら、2枚目を貼ります。
②表紙の裏側に色画用紙を貼る。
裏側は色画用紙をはりました。メッセージつき。
③表紙に飾りをつける。
私は、ダイソーで購入したガラスタイルを貼ってみました。(鉛筆立てで使用したもの)
仮置きで並べたら、セロハンテープをタイルの上から貼ります。
ひっくり返して接着剤を塗り、テープごと台紙に貼ります。
接着剤が完全に乾いたら、セロハンテープをそっとはがしましょう。
クラフト素材のネームタグ(セリア)に「MEMORY」の文字を書いて、表紙に貼ります。
④中のページを作成する。
中はこんな感じに、シールをたくさん貼りました。
セリアやダイソーのデコレーショングッズ。
お花のラインになっているシール!かわいくデコできます。
⑤紐でアルバムを閉じる
台紙とセットになっていた紐はこれ。
表紙が青なので、これは使わずに青い紐にしたいと思います。
ダイソーで購入したスエード風の紐。普通の紐よりも高級感があります。
二つの穴に通して、ちょうちょ結びで完成!と思いきや・・・。この結び方だとうまく開かないことが判明。笑
結び直して・・・。
⑥完成!
こちらの動画には、アルバムデコのアイディアが満載です!↓
まとめ
手作りの品には、既製品とはちがった良さがありますね。
贈る相手のことを考えながらつくる、その時間もプレゼントの一部です。
少々失敗してもご愛嬌!
かわいい孫が作ってくれたものなら何でも喜んでくれると思うので、気負わずに楽しみながらつくってみましょう。
プレゼントするときには、手作りカードにメッセージを添えてみては?^^