トイレタンクの掃除方法と3つの鉄則!手強いカビもキレイに

トイレが臭い!その原因はもしかするとタンク内部の汚れかもしれません。
長年使っているトイレのタンクの中には黒カビがびっしり生えていることも!

ですが、トイレのタンクを掃除したくても「どんな手順でするの?」「どんな洗剤を使ったらいいの?」とわからないことだらけですね。
今回は「トイレのタンク掃除のコツ&手順」 「トイレのタンク掃除で使用する洗剤」 「タンクの汚れを予防する方法」についてお伝えしていきます。

閲覧注意
この記事では掃除の効果をわかりやすくお伝えするため、汚れを示す写真が多数掲載されています。不快に感じられる方は閲覧をお控えください。

トイレタンクのカビ掃除!3つの鉄則

はじめに、これがわが家のトイレタンクの「掃除前」「掃除後」の写真です。

自分では、とても満足しています。

トイレタンクのカビを掃除するポイントは次の3つです。

トイレタンクのカビ掃除!3の鉄則
  1. ふたを外してこすり洗い
  2. つけ置き洗剤を使うときは、水面を高くする。
  3. すすぎはしっかりと!

①ふたを外してこすり洗い

ふたを少しずらして見える範囲で掃除する方法もありますが、とてもやりにくいです。
ふたを外して掃除しましょう。(必ず止水栓を閉じましょう。)

②つけ置き用洗剤を使うときは、水面を高くする

トイレのタンク掃除用に販売されているつけ置き用洗剤。
タンク内に投入するだけなので簡単便利!ですが、タンクの水面より下しか掃除できません。

水面の上のカビを掃除したいのに!という場合は、バケツなどで水を足して水面をあげましょう。

③すすぎ洗いはしっかりと!

洗剤を使用したら入念にすすぎましょう。
洗剤が残ったままだと、パーツをいためたり、さらなるカビの発生原因になります。

 

トイレのタンクの洗浄方法!カビもきれいに

注意

トイレのタンクの内部はとてもデリケート。
誤ってパーツを破損させてしまうと、故障や漏水の原因になります。

細心の注意を払って、手の届く範囲で無理なく行いましょう。

はじめに

トイレのタンク掃除を始める前に、あらかじめ次のような準備しておくとスムーズです。

タンクのふたの置き場所を用意する

新聞紙を何枚か重ねたものを広げておき、外したらこの上に置きます。
浴室へ持っていく場合は、通り道のドアをあけておきます。

ゴム手袋をつける

トイレのタンク内は複雑な構造。安全に掃除を行うために、必ずゴム手袋をつけて掃除しましょう。

トレーがあると便利!

歯ブラシやスポンジの仮置きにトレーを用意しておくと便利です。
肉や魚が入っていたトレーをきれいに洗っておいて活用!使用後はゴミに出します。

 

用意するもの

中性洗剤(台所用やトイレ用の洗剤)、ゴム手袋、スポンジ、歯ブラシ、バケツ、トレー、新聞紙

 

※必要な場合は、つけ置き用洗浄剤or酸素系漂白剤、クエン酸スプレー

 

タンク掃除の手順

①止水栓を閉める

マイナスドライバーを差し込み、くるりと回します。
か、かたい・・・です。

あまりにかたいので「これじゃない?まちがってる?」と思いましたが、だいぶねばって最終的には回せました。
あってた~!

POINT
止水栓を閉める前に、もともとの位置がどの辺りだったかチェックしておきましょう。

水性マーカーなどで少しマークを入れておくと安心です。

 

止水栓とは?

 

トイレは水道管からタンクの中に水を給水しています。

止水栓とは水道の蛇口のようなもので、普段は開いている状態。

 

止水栓を閉めると、タンク内の給水をストップすることができます。

 

 

止水栓を閉めずにふたを外すと給水ホースから水が流れてトイレの中が水浸しになってしまうため、必ず閉めましょう。

 

止水栓はトイレの床や壁に設置されています。

 

②ふたを外す

 

手洗い場つきのタンクの場合、配水管がつながっているのでまずこれを外す必要があります。
少し持ち上げて、その隙間から手を入れて引っ張ります。我が家の場合は奥まで差し込んであるだけでした。

ふたはなかなか重たいので、できれば2人体制でしましょう。

 

外したふたはトイレ外の新聞紙の上に、とりあえず置きます。


落とすと割れてしまうこともあるので取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

 

③水を流して水位を下げる

水が溜まったままだと掃除しにくいので、水を減らしましょう。
止水栓を閉じた状態で水洗レバーを引くと、タンク内の水が流れていきます。

 

④タンクの中を中性洗剤で洗う

タンクの中です。うわっっっ・・・。


水面ラインの黒カビがすごいです。

わが家のトイレタンクの内側は発泡スチロールでおおわれているタイプでした。
凹凸にカビが生えているので、手ごわそうです。

実は半年ほど前にも掃除したのですが、この黒カビがなかなか取れなくて・・・。
見なかったことにして、そっとふたを戻した過去があります。

 

さあ、今回はやるぞ。

 

スポンジに台所用中性洗剤をつけて、内部を優しくこすります。
ホースの溝など細かい箇所は歯ブラシで。

タンク内部を傷つけたり、パーツを破損させないように気をつけてください。
無理せずに手の届く範囲で行いましょう。

ぬれたスポンジや歯ブラシをちょっと置くのに、トレーがあると便利です。

 

⑤洗剤を水で注ぐ

洗剤を注ぎましょう。バケツなどを使って上から水をかけます。
水洗レバーをひき、新しい水に入れ替えましょう。

 

⑥洗浄剤でつけ置き洗い

こすり洗いでもだいぶきれいになりましたが、まだまだ残っていますね。

特に発泡スチロールの隙間に生えているカビは、スポンジや歯ブラシでは届きません。
洗浄剤でつけ置き洗いをしましょう。

 

POINT
タンクの中に少し水を足して、水位をあげておくと水面上に生えているカビもきれいになります。

使用する洗浄剤にもよりますが、つけ置き洗いをした後のすすぎも忘れずに。
特に通常よりも水位を上げて洗浄した場合は、バケツで水を流して必ずすすぎをしてください。

 

一晩おくタイプのものもあるので、就寝前の投入がおすすめです。
洗浄剤は市販のものもありますが、私は「粉末の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」を使いました。

*酸素系漂白剤のつけ置き洗いについて、詳しくは次の項目で!

 

 

 

⑦タンクのふたを洗う

タンクのふたの裏側や手洗い場を、浴室で洗います。
ほんとに滑りやすい・・・ので、取り扱いに注意してください。

タンク内部と同じく、台所用洗剤でこすり洗いしましょう。
手洗い場の水垢にはクエン酸スプレーや重曹の粉末を使った掃除が効果的!

 

裏側も忘れずに。

 

⑧ふた、止水栓を元の位置に戻す

ふたをタンクの上にのせて配水官をつなぎましょう。
止水栓を元の位置に戻すことをお忘れなく!

 

完璧に取りきれてはいないものの、見違えるようにきれいになりました!

 



酸素系漂白剤の使用について

中性洗剤でこすっても汚れが取れない場合、「酸素系漂白剤+40℃のお湯」でつけ置き洗いするのがおすすめです。

酸素系漂白剤はすぐれた除菌・漂白効果がありながら、デリケートな衣類や赤ちゃんの哺乳瓶の洗浄にも安心して使うことができる「人にも環境にも優しい洗剤」です。

こちらの写真は「中性洗剤で洗った後」と「酸素系漂白剤でつけ置き洗いした後」を比較したものです。
酸素系漂白剤のパワー・・・すごい!!

 

 

実ははじめは酸素系漂白剤ではなく、「重曹」のつけ置き洗いを検討したのですが、メーカーに問い合わせたところ次のような返答がありました。

・重曹は水に溶けにくくタンクの詰まりの原因になるので、酸素系漂白剤の使用が適切。

 

・酸素系漂白剤を使用したら、必ずよくすすいでタンクの中に残らないように注意すること。

 

ただし、他のメーカーにも同じ問い合わせをしたところ、次のような回答がありました。

・タンクの掃除は、故障やケガにつながるため控えてほしい。

 

・掃除をしたい場合は、手の届く範囲のみ中性洗剤を使用して洗うこと。

 

メーカーによって回答が異なる結果となったため、必ずしも酸素系漂白剤が適切とは言い切れません。

*酸素系漂白剤を使用する場合は、自己責任のもとで慎重に行ってください。

 

①タンクに酸素系漂白剤1/2カップと40℃程度のぬるま湯を入れます。

(タンクの水温が40℃くらいになるように調節。熱湯は破損の原因になるため、決して注がないでください。)

 

②ひと晩浸しておき、翌日水洗レバーを何度か引いてタンク内の水を流します。

 

③バケツで水を流し、しっかりとすすぎましょう。

 

市販のものではこんな商品もあります。↓

塩素不使用!酸素パワーでタンク中をきれいにします。手洗い場の排水口にいれるだけなので、ふたを開けなくてOK!

トイレのタンクにNGな洗剤はどれ?

トイレのタンク掃除に、次にあげる洗剤の使用は厳禁です。

・クエン酸やサンポールなどの酸性の洗剤
・カビキラーなどの塩素系漂白剤
(・重曹)

・色つき手洗い芳香剤

酸性の洗剤や塩素系漂白剤の使用は、タンクの内部のパーツの劣化をまねき、故障の原因になります。

重曹は弱アルカリ性でパーツへの影響は少ないですが、水に溶けにくく詰まりの原因になるので使用を控えた方が無難です。

また、トイレタンクの手洗い場に設置する色つきの洗浄芳香剤は、タンク内に着色汚れを残すのでおすすめしません。

おそらく前に住人の方が、タンクに色つきの洗浄剤を使用していたのだと思います。底の汚れが未だにとれません。↓

まとめ

トイレのタンクはカビが生えやすく、悪臭の原因になることもあります。
ですが、デリケートで取り扱いが難しいのも事実。

掃除が原因でトイレの故障をまねいてしまっては本末転倒なので、「清潔さか?」「故障のリスクか?」を天秤にかける必要があります。

掃除する際には細心の注意を払い、自己責任のもと行ってください。