エアコンのファンの掃除はNG!おすすめできない5つの理由

エアコンのファンとは、エアコンの内部で回転している大きなパーツのことです。
懐中電灯で照らしながらのぞいてみると・・・ファンには汚れがびっちり!

きれいに掃除したいけれど、業者に頼むと高いし・・・。「自分で掃除できないかな~」と思いますよね。

ですが結論から言うと、エアコンのファンを自分で掃除することはおすすめできません
毎年エアコン業者には、「自分で掃除しようとしてトラブルになったから見てほしい」という依頼が殺到するそうです

クリーニング費用を節約して、エアコンを故障させてしまっては元も子もありませんよね。

今回は「エアコンのファンを自分で掃除したら起こりうるトラブル」 「自分でできるエアコン掃除の範囲とやり方」 「エアコンクリーニング業者の選び方のポイント」についてお伝えしていきます。

 

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エアコンのファンにはカビが生えやすい!

「ファン」とは、エアコンの内部でくるくる回転しているパーツで、冷やした空気を外に送り出す役割を果たしています。

ここですね↓

 

白っぽいホコリが溜まっているように見えますが、これは「ホコリ+カビ」。

え・・・・カビ・・・・・。

ファン周辺に黒い筋ができています。これもカビ。

え・・・・またカビ・・・・。

 

「エアコンにカビが生えている!」と聞くとぎょっとしますが、何も特別なことではありません。

エアコンの構造上、カビは生えます。

カビ発生の仕組みこうです。エアコンは冷房使用時、急速に温度を下げます。そのときに結露が発生。そこにホコリが付着し、カビが生える。

 

数ヶ月使用したエアコンには、まずカビが生えていると思いましょう

 

 

最近のエアコンには「内部クリーン機能(送風機能)」なるものが搭載されているタイプも多いですが、これを使っていてもカビは生えます。

内部クリーン機能は一定の効果はあるものの、完全にカビの発生を防ぐ機能ではありません

 

エアコンのファンの掃除を自分でするデメリット

エアコンのファンを自分で掃除するために、専用のブラシ・スプレー、やり方を説明した詳しい動画などもありますが、エアコンは家庭で掃除できるように設計されていません

専門知識のないまま、見よう見まねで掃除しようとすると、思わぬトラブルに見舞われることもあります。

 

ファンを自分で掃除するデメリット
  1. 洗剤のすすぎ不足がカビ増殖の原因に。
  2. 汚れがホースの中でつまって故障する。
  3. 電装部分に水がかかって故障する。
  4. 奥にあるパーツが洗えない。
  5. 分解すると、元に戻せなくなる。

これらのトラブルについて、順番に説明していきます。

1. 洗剤のすすぎ不足がカビ増殖の原因に

壁についたままの電化製品を洗おうとしているのですから、当然ホースで水を吹きかけるわけにはいきませんよね。

周りに飛び散らないように、少量の水を慎重にかけながら洗剤をすすぎます。(業者はパーツを取り外して高圧洗浄で洗います。)

ですが、このやり方では不十分。洗剤がエアコン内部に残ってしまいます。

その結果、内部に残った洗剤と水分をエサにカビが増殖、さらにはパーツを腐食させ、故障の原因になることもあります。

また「ホコリやカビ+洗剤」が何らかの化学反応を起こして、掃除する前よりも悪臭が出てしまうこともあります。

 

2. 汚れがホースの中でつまって故障する

エアコンにたまった汚れ。水ですすぐと室外へつながっているホースに流れ込みます。

本来、このホースはエアコン内部の結露を少しずつ外に排水するためのもの。当然、ホコリのかたまりやカビの通り道ではありません。

掃除した結果ホースがつまってしまい、室内側での水漏れ原因になるというケースも珍しくありません。

 

3. 電装部分に水がかかって故障する

エアコンが精密な電化製品だということを忘れずに取り扱いましょう。特に電装部分は水分厳禁です。

かかってしまうと故障の原因になります。しばらく通常どおり使用できていたにも関わらず、しばらくたってから不具合が発生し、原因をさぐると電装部分が腐食していたというケースもあります。

 

4. 奥にあるパーツが洗えない

分解せずに掃除できる範囲はごく限られています。奥の方には手が届きません。

ですが、この奥のパーツこそカビの温床になっている場所なので、掃除する必要があります。

なかでもドレンパンといって、内部で発生した水の受け皿のような役割をしているパーツにはカビや汚れが蓄積されやすいので要注意。

そして、このドレンパンは分解しないと手が届かない場所にあるのです。

見える範囲だけ掃除して、一見きれいになったようでも、実は親玉が潜んだままなのですぐにカビが生えてしまいます。

 

ここまで、エアコンを分解せずに洗うことで起こるトラブルをご紹介しました。

これらを避けるために、業者は分解してパーツを取り外して掃除します。

ならば、「自分でも分解して洗えないか?」と思いますよね。それをするとこうなります。↓

 

5. 分解して元に戻せなくなる

毎年エアコン業者には「分解したエアコンがもとに戻せません」というSOSの電話がたくさんかかってくるそうです

ネット上でていねいに説明された動画があるので、「自分にもできるかも?」という気がしてきますが、その結果がこういうことですね。よほど知識がない限りはやめておきましょう。

 

ちなみにわが家のリビングのエアコン。

新婚の頃に買い揃えた家電の中で値段が高かったものランキング、第2位です。使用期間は4年なので、まだまだがんばってほしいところ。
もし、もう一度買い直すことになったら家計は大打撃です。

掃除が原因でエアコンの劣化や故障につながってしまっては、何の節約にもなりませんよね。
エアコンの掃除は家庭でできる範囲にとどめておきましょう

特にフィルター掃除をこまめにしておくことが重要です
内部にホコリが入るのを食い止める役割をしているので、フィルターを清潔に保つことで内部クリーニングの頻度を減らすことができます。

 

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エアコンクリーニングの業者に頼むと費用はどれくらい?

エアコンの内部掃除は業者に頼む方が安心です。ここで、気になるのがその費用。

業者にもよりますが、一般的に1万円ほどのようです。
フィルターのお掃除機能が搭載されているタイプの場合は、2万円超えることも。

お掃除機能が搭載されていると、構造が複雑で掃除に時間がかかるとのことで、お値段が高いんですね。(涙)

業者によっては時期によって掃除の費用が異なる場合もあるため、繁忙期の夏を避けて依頼することをおすすめします。
2台以上お願いする場合は、まとめてお安くなるサービスを実施しているところもありますよ。

優良なエアコンクリーニング業者の見極め方

業者を選ぶにあたり、少しでもお安いところでお願いしたいですよね。

ですが、一口にエアコンの掃除といっても「どこまでていねいに掃除してくれるか?」は業者によってちがいます。

パーツのどの部分を取り外して、どうやって洗浄してくれるのか。やり方は業者の方針や、担当者の知識・経験値によって様々です。

素人には見ていてもわからないのをいいことに、本来はもっと時間がかかるはずの作業を簡単に終わらせてささっと帰ってしまう業者もあるそうです。

単純に安ければいいというわけではなく、「この金額でどこまで対応してくれるのか?」ということを考えながら、エアコンクリーニングの業者を選ぶようにしましょう。

では、どのようなエアコン業者に頼むと安心なのでしょうか。

エアコンクリーニング業者を選ぶ5つのポイント

まずは、この2つのポイントは欠かすことができません。

①料金体系が明確であること。
②損害賠償保険に加入していること。

エアコンの汚れ具合やら何やらで、途中で料金がUPするようなところもあるので、一律料金のところを選びましょう

エアコンの掃除は、故障などのリスクが大きい作業。
万が一、掃除が原因でエアコンに不具合が発生した場合、損害賠償保険に入っている業者は対応してくれる可能性が高いです。

その他にちょっと欲張ると・・・

③人体や環境にやさしく、使用箇所を傷めないエコ洗剤を使用していること。
④ドレンパンを取り外して洗ってもらえること。

などがあげられます。

ドレンパンとは、エアコンの内部で発生する水分を集めるお皿のようなパーツ。
冷房の使用時には水が溜まっている状態なので、不衛生になりやすく臭いの原因にもなります

ドレンパンを取り付けたまま汚れを完全に取ることは難しいため、きれいにするためには取り外しが必要ですが、そこまでしない業者の方が一般的です。

せっかく掃除を依頼するので、ドレンパンを取り外してくれるか確認しておくと安心です。

高い技術力と明朗会計!おすすめ業者

エアコンクリーニング専門のプロによる徹底的な掃除はいかがでしょうか。数々の実績に裏打ちされた高い技術力と、見積り後に一切追加料金が不要な明朗会計が特徴です。

お掃除の事なら汚れと戦うプロ集団【おそうじ革命】

 

【番外編】

⑤個人経営の業者も検討してみる

大手企業もいいのですが、個人経営しているような業者で、ホームページで掃除の例などが写真つきでしっかり紹介されているところもおすすめです。

大手企業だと、パートやアルバイトの方が派遣される場合も多いですが(パートやアルバイトが一概に悪いわけではなく、知識・経験がある方ならもちろん問題ありません。)
個人経営だと、経営者自身が掃除に来てくれるケースもあります。

 

掃除の仕上がりや評判が経営に直結するので、ていねいに対応してくれそうですね。
一方で、あまり知識や経験のないままやっている個人経営の業者もあるようなので、じっくり検討するようにしましょう。

気になる業者を見つけたら、まずはホームページを閲覧。

・どのようなポリシーで掃除をしているのか
・具体的な掃除例を写真つきで細かく紹介しているか
・どんな人が掃除にくるのか(氏名や顔写真が掲載されていると安心ですね)
・料金は一律か
・お掃除機能付きエアコンも掃除可能か

などをチェックしてみてください。

直接電話で問い合わせをしてみて、その時の対応も確認しておくようにしましょう。

大手企業はいざという時の対応に安心感があるように思いますし、
大手と個人、どちらがいいかはケースバイケースですので、こちらは番外編としてご紹介させていただきました。

エアコンのファンの掃除をしないとどうなるの?

わが家にあるエアコンは購入してもうすぐ4年です。そしてこの4年間、ファンの掃除といえば、見えるところだけ塗れた布でちょっと拭き取るくらいでした。

取り扱い説明書には、日常的なお手入れ方法としてフィルターの掃除について詳しい説明がありますが、ファンの掃除についてはノータッチ?
見つけられませんでした。

そうなると、

「こんな奥の方の掃除なんて大変そうだし・・・。
ちょっと臭いが気になるけど、別にやらなくても問題ないかな?」という気持ちになってきますが、
そのまま放置してカビの胞子を含んだ空気を吸っていると、アレルギーや肺炎の原因になります。

エアコンによく発生する「トリコスポロン」というカビによって、夏型過敏性肺という夏季に咳が続く病気を引き起こす場合も。

ひどい場合は入院になることもあるので、夏によく風邪をひく、咳が続いているなどの症状があれば注意が必要です。

まとめ

エアコンのファンって、カビが生えやすいのに、どうして自分で取り外して洗えるようになっていないんでしょうね・・・。
と、ぼやいても仕方ないのですが。

業者に頼むと費用が高額なので、依頼することに二の足を踏んでいましたが、
カビを目撃してしまった・・・ので・・・今回はさすがにスルーできません。

皆さんも夏を迎える前に、
懐中電灯などでエアコンの内部を照らして、カビが生えているかどうかをチェックしてみてくださいね。
ほこりのように見えるのも、実はカビだったりします・・・。

 

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